2022年度 アルバータ大学オンライン留学プログラム(夏季)修了式
Date:2022.10.25
10月11日(火)、酪農学園本館にて2022年度アルバータ大学オンライン留学プログラム(夏季)修了証授与式が執り行われました。今回のプログラム修了者は以下の2名です(敬称略)。なお、2名にはプログラムの成績等に基づき、本協会から奨学金5万円が授与されました。また今回は、アルバータ大学夏季研修プログラムで実際にカナダに1か月間留学した学生も参加し、体験を報告しました。
・アルバータ大学オンライン留学プログラム(2022年8月19日~9月1日)
農食環境学群 | 環境共生学類 | 2年 | 佐々木 慶門 |
獣医学群 | 獣医学類 | 2年 | 森 冬姫子 |
・アルバータ大学夏季研修プログラム(2022年8月31日~9月29日 ※現地時間)
農食環境学群 | 環境共生学類 | 3年 | 林 優奈 |
まず初めに谷山会長による挨拶がありました。「協会が長い歴史を持っている中で、自分を試す機会を与えられたことは幸せなことです。文化や言葉が違う中で、自分の立ち位置を違う角度から見つめ直す時間になったことでしょう。」との言葉がありました。その後、参加者が一人ずつオンラインプログラムの報告プレゼンテーションを行いました。
オンライン留学の2名からは、「これまで日本で受けていたReading中心の授業とは正反対で、SpeakingとListening中心の授業で刺激的だった」「参加学生は全員日本人だったが、”英語しか話してはいけない”というルールがあれば日本人同士でも勉強なると思った」「最初は緊張して少ししか話せなかったが、毎日意見を発表していくうちに話しやすくなっていき、次第に英語で話すことへの恥ずかしさや抵抗が少なくなっていった。最終的に参加して良かったと思った」「自分の目で現地を見て肌で英語を感じて経験できる実際の留学に行きたいという思いが強くなった」というような感想が述べられました。
実際にカナダに渡航した林さんは、ちょうど1年前オンラインプログラムに参加しました。オンラインを経て体験した実際の渡航について発表しました。
「授業以外の場面で誰かに英語で話す状況はオンライン留学では経験できないものだった。街を歩くと様々なカルチャーショックに出会った。例えば飲食店でのチップの支払い、横断歩道の押しボタンなど、日本とカナダの違いを発見するのも私にとってはとても楽しく毎日が新鮮だった。1か月という期間は短かったが、出会う人は優しい人ばかりでカナダを好きになるには十分すぎる時間だった。」と、現地に渡航したからこその体験が述べられました。
2名とも実際のカナダ渡航に大変興味があるとのことでしたので、林さんに続き、来年以降の夏季研修プログラムにぜひ参加できると良いですね!
最後に、酪農学園社会連携センターの吉中センター長から「英語は世界への窓であり扉です。世界7000の言語の中でも英語はグローバルな言語であり、その可能性は無限です。これからも勉強を続けてください。」とお話しいただき、授与式は終了しました。学生が今回の経験を通して、今後様々な場面で活躍してくれることを心から願っています。